深夜一時、いつもの配信。チャット欄に並ぶのは、見覚えのある二つの名前だった。
深夜に小さな配信を続ける「僕」は、「離婚しました」と話し始める。するとチャット欄の二人が、ひとこと「ちがう」と打ち返してくる。部屋の音が消え、画面が暗いままだと気づいたとき、僕は自分が話せずにいたことを思い出す。約830文字の、切ない余韻のホラー。