一分後のおやすみの表紙
ヒューマンドラマ完結音声あり

一分後のおやすみ

ぼる

母の機種変更を手伝う夜、検索履歴には、私の駅の終電だけが毎晩並んでいた。うるさいと思っていた「おやすみ」の時刻の意味に、最後の一行で気づく。

全0話本文は無料音声対応

あらすじ

一人暮らしを始めた娘は、毎晩届く母の「おやすみ」をうるさいと思い、返さずにきた。実家で母のスマホのデータを移していると、検索履歴に「私の駅 終電 時刻」が毎晩並んでいる。母は理由を言わない。新しいスマホにLINEを移したとき、「おやすみ」の時刻と終電の時刻が重なる。約425文字の、スマホ時代の泣ける家族の短編。